輝く女性事例

「さまざまな個性や思いを重ね、目指す未来はひとつ」

株式会社ライフアシスト

  • 医療・福祉
  • 福山市
  • 31〜100
社名 株式会社ライフアシスト
所在地 福山市王子町2-7-16
URL http://www.lifeassist-corp.com/
所属・役職 文章内に記載
ご本人氏名 文章内に記載

(2018年12月現在)

★lifeassist_1.jpg株式会社ライフアシスト(以下、ライフアシスト)は、福山市内を中心に介護付有料老人ホーム「えんじゅ王子」と複合型介護施設「あしすと」などの計3つの介護施設を開設し、“自立支援介護”に熱心に取り組んでいる企業だ。また、2016年7月より、小学1年から高校3年までの障がいのある子どもたちを対象とした施設「放課後等デイサービス(※) ライフ王子」を開設し、現在4カ所を開設している。

※ 放課後等デイサービス
小学1年から高校3年までの障がいのある子どもたちを対象にし、授業の終了後または休業日に、学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じ、個々の子どもの状況に応じた、生活能力の向上のために必要な訓練等を行う施設。

管理職の魅力は、仲間たちと見る夢や目標を実現に近づけること

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藤岡 美恵 さん
放課後等デイサービスライフ王子 管理者 兼 児童発達支援管理責任者

「管理職の魅力は、同じ目標に向かう仲間と共に、大きな思いや夢をカタチにできること」、そう話すのは、ライフアシストの放課後等デイ事業の統括責任者、「放課後等デイサービス ライフ王子」の管理者を務める藤岡美恵さん。

在宅での介護をサポートする職員として働く中で、障がいのある方が、自宅における生活のしづらさを目の当たりにしたという藤岡さんは、少しずつ障がいのある方の支援に関心を持ち始め、2014年に別法人で、放課後等デイサービスの児童発達支援管理責任者となった。そして、さまざまな子どもたちの成長に寄り添い、保護者や、他の指導員と共に喜びを分かち合うことができるこの仕事に大きなやりがいを感じたという。

2016年、放課後等デイサービス事業の導入を考えていた、ライフアシストの門田晃代表取締役に誘われ、管理職として入社した。「放課後等デイサービス ライフ」の立ち上げに携わると同時に、事業所の運営管理や従業員の育成等を行った。管理職としての仕事に興味があったことや、自身の知識や前職での経験を生かして組織に貢献したいという思いがあったことから、管理職に対する大きな不安はなかったというが、未経験者も含めて多くの従業員を指導する立場となり、当初は相談できる相手がいないことに苦労したという。このことから、複数の事業所を管理する立場となった今、藤岡さんは定例開催の会議以外に、月に1度、全事業所の管理職を集めて意見交換の場を設けるなどして、管理職同士のコミュニケーションを重要視しているのだという。

「子どものうちに自分でできることを増やすと、将来の選択の幅が広がると考え、生活スキルトレーニングに力を入れています。一人ひとりにあった方法でサポートできる空間を作りたいと考え、コストはかかりますが、各事業所にキッチンや洗濯機等を完備し、基礎的な生活能力の訓練ができるような療育プログラムを盛り込みました。管理職になったことで、理想とする支援のあり方をカタチにできたことが嬉しいです。また、同じ思いで働く人を育てることは管理職として何よりもやりがいになっています」。

「学校や家庭ではできないサポートを私たちがする」、という強い使命感を持ち、生き生きと仕事をしている藤岡さんは、子どもたちにとってはもちろん、ライフアシストにとってなくてはならない存在となっている。

管理職になって出会えた自分の新たな一面

lifeassist_3_v2.jpg白木 恵子 さん
「放課後等デイサービス ライフ大門」管理者 兼 児童指導員

白木恵子さんは、2016年にライフアシストに入社し、翌年2017年10月から、「放課後等デイサービス ライフ大門」の管理者を務めている。白木さんが放課後児童クラブで非常勤として勤務していたころ、障がいのある児童と接する機会があったが、十分な環境ではなく、過ごしにくそうな様子を感じたという。そして、送迎に来ていた「放課後等デイサービス」の存在を知り、情報収集をした末に出会ったライフアシストへの入社を決めた。

当初は、自分の未熟さ、一筋縄ではいかない難しさを痛感したが、同時にこの仕事の重要性と責務を感じたという。「支援の方法は1つの答えがあるものではないため、児童の家族や他の指導員などと常に相談し、試行錯誤をしながら、根気よく寄り添い続けなければなりません。最初は意思疎通が難しかった子どもと心で通じ合えると、この仕事に関わる喜びを感じることができます」。

最後に白木さんに管理職を目指す方へのメッセージを聞くと、「最初は部下とのコミュニケーションや育成の難しさを感じる時もありましたが、次第に1つの施設を管理する責任者として、チームを牽引していくやりがいや達成感を感じられるようになりました。管理職になる前は『私に務まるのだろうか?』と感じる方も多いと思います。私もその一人でしたが、新しい発見や自分の新たな一面が見えてきました。チャンスがあれば、臆することなく前進してください」と笑顔で答えてくれた。

異業種からの挑戦ながら、やりがいを持って働ける環境に出会えた

lifeassist_4.jpg松村 麻寿美 さん
「放課後等デイサービス ライフ松永」管理者 兼 児童指導員

「放課後等デイサービス ライフ松永」の管理者を務めている松村さんは、製造業での営業事務、広告代理店での企画制作・デザイナー等、現在関わる障がい者支援とは異なる分野で、業務経験を重ねてきた。

「東日本大震災のボランティアで始めたパステルアート活動で、子どもたちが描いた絵や色使いを見て、大きなエネルギーを感じました。これからの社会を作っていく子どもたちの成長に関わる仕事がしたい、もっと世の中の役に立てたらと強く思うようになり、その中でも特に障がいのある子どもたちの支援に関心を持ちました」。

そこで松村さんは、他法人の放課後等デイサービスで指導員として4年間従事した。「子どもたちと心で会話ができたと感じた瞬間や、小さな成長が見られたとき、大きな喜びや楽しさを感じました。最初の4年間の経験が、今に通ずる原動力になっています」。

障がい者支援の道を突き詰めたいと思った松村さんは、2018年1月にライフアシストへ入社し、施設の管理者(管理職)となった。

「私の場合は異業種からのチャレンジでしたが、それまで培ったコミュニケーションスキルや、様々な視点で物事を見て考える力を生かすことができました。また、児童のアート作品展を企画・実施するなど、デザイナーの経験を生かした新たな取組に挑戦することもできました。これからは社内研修など若手や後進の指導育成にも積極的に関わっていきたいです」と意気込みを話す。

ロールモデルがいたから、勇気を出してステップアップ

lifeassist_5_v2.jpg藤井 ゆうこ さん
「放課後等デイサービス ライフ南手城」管理者 兼 児童指導員

大学で社会福祉を学び、生活相談員や、小学校での特別支援学級補助員の経験を経て、2016年に「放課後等デイサービス ライフ王子」のオープニングスタッフとして入社した藤井さん。入社から2年ほどたった頃、藤井さんは4つ目の施設として新たに開設する、「放課後等デイサービス ライフ南手城」の管理者に抜擢された。

「他の事業所の管理者に比べ、社会人経験や、業務経験が不足していると思い、自分に管理者は務まらないのでは、と最初は躊躇しましたが、目標となる女性の上司が身近にいて、背中を押してくれたことで挑戦する決心をしました。児童の療育サポートに加えて、保護者や教育機関との連携など、業務の幅が広がり、チャレンジの毎日ですが、常に上司にサポートしてもらえる環境にあります。人生経験や専門職の経験年数、資格などは、あるに越したことはないですが、それだけではなく、仕事に対する姿勢や信念をきちんと見て、評価してくれる人が身近にいることが、管理職として頑張れる原動力になっています」と、若手ながら管理職としてチャレンジしている様子を話す。

「一人ひとりと向き合って支援をしていく中で、さまざまな葛藤を抱えていた児童の表情が少しずつ明るくなっていくのを見たりすると、この仕事の使命を改めて感じます。管理者になったからこそ、より良い施設にしていきたいと身が引き締まる思いもあります。小さな事柄でも先輩管理者にすぐ相談したり、自主勉強を積み重ねたりして、現場での経験を重ねていきたいです」と、これからの目標について前向きに語ってくれた。