輝く女性事例

「子育てしながらパート従業員から管理職へ。若い世代の働きやすさを整備するのが今の使命」

鮮コーポレーション株式会社

  • サービス産業
  • 庄原市
  • 301以上
社名 鮮コーポレーション株式会社
所在地 庄原市西本町2-18-8 新興ビル4F
URL http://www.v-style.co.jp
所属・役職 本部 部長
ご本人氏名 小森 智恵子 さん

(2018年9月現在)

seika_header_2.png1982年~
高校卒業後、大手製造会社の事務職員として入社。総務担当から新設された営業部署のアシスタントへと変更になり、自分で仕事を組み立てることができたため、やりがいを感じるように。10年間勤務後、出産を機に退職する。

1999年~
7年間の専業主婦を経て、第二子が保育園へ入園することを機に、鮮コーポレーションにパート従業員として入社し、9時~15時の勤務で本部の事務を担当。主に、経理業務の整備に取り組む。

2002年~
正規従業員に登用され、やる気次第で仕事を任されるようになり、責任範囲が拡大。2006年に次長へと昇格。

2016年~現在
当時の部長(取締役)が退職することを機に、本部部長へと昇格。経営幹部の一人として、成長中の会社を支える管理機能の充実に向けて邁進中。


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2人の子供を育てながら第二のキャリア

本格グルメ回転寿司「すし鮮」「すし辰」を中心に、広島県内に飲食店を運営する鮮コーポレーション株式会社(以下、鮮コーポレーション)。小森智恵子さんは、2016年から同社の経営幹部の一人である本部部長として活躍中である。

小森さんは高校卒業後、大手製造会社の事務職員として入社し、10年間勤務。その間、総務や営業事務アシスタントを経験し、楽しく働いていたという。特に、新設された営業部署でのアシスタント時代は、自分で考えて仕事を組み立て、うまくいくと営業担当やお客様から「ありがとう」と感謝されるのがうれしかったそうだ。その後、出産を機に退職。「仕事が面白かったので辞めたくはありませんでした。しかし、当時の上司から『出産と育児は今しかできない大切な経験だから、一旦育児に集中してみたらどうかな。育児が落ち着いたら、仕事に復帰しておいで』と助言があり、再就職先は斡旋してくれるとおっしゃったので、退職しました。結局自分で次の職は探しましたけどね」と小森さんは笑う。

7年間、専業主婦を経験し、第二子が保育園に入園したタイミングで、本部の事務を行うパート従業員として鮮コーポレーションに入社。

入社当時は、現在の同社の発展の足掛かりとなる「本格回転寿司 すし鮮 西条店」が開店したばかりの頃で、他にも何店舗か寿司店を展開しており、会社も成長しているところだった。しかし、前職に比べ、鮮コーポレーションの管理機能は発展途上であると感じたという。「当時の部長が管理機能の整備を行っていました。そこに私も、経理担当者として加わることになり、一緒に仕組を作っていきました。前職で、管理機能がしっかりとした会社を見てきたことが鮮コーポレーションでの仕組づくりに大変役に立ちました」と小森部長は話す。

入社から2年後に正規従業員となり、パート従業員の時よりも期待される役割が大きくなり、自分のやる気次第でどんどん仕事を任されるようになった。勤務時間が長くなり、同居していた両親や夫の理解や協力を得ながら、二人の子育てとの両立をしてきたという。

「部長」になって感じる、役職の重さとやりがい

次長にも昇進し、部長を支えながら管理部門を徐々に整えた。そして入社から17年たち、前任の部長の退職を機に、社長から「部長をやってみなさい」と言われ、「信頼している社長が言ってくださるのだから、やってみよう」と引き受けた。そして「部長」という経営幹部としての重責を初めて感じたという。

経営幹部の一人として、鮮コーポレーションの看板を背負って、社外の会合に出る機会があるが、就任当初は少々居づらさを感じたこともあった。名刺を出すと受け取る方の反応が明らかに就任前とは違うし、自身の発言の重さを感じることもあった。

「かつては、決算書の作成といった、ゴールが明確な仕事が多かったのですが、最近は人に関わる仕事、人事関連が増えてきて、正解がなく、難しい面を感じています。しかし、社長の思いを理解し、自分の考えで会社や取組の方向性を決めるという、会社の舵とり役としての仕事ができることにやりがいを感じます」と小森さんは話す。

今後の目標としては、成長中である鮮コーポレーションをより働きやすい職場にすること。具体的には、従業員の労働時間を短くしつつ、生産性を向上させ、業績を維持または成長させるための仕組を導入することを目指している。これにより、働くことが楽しい職場にするとともに、プライベートも充実させることができるよう改善し、従業員の幸福度を高めることを実現したいそうだ。

「次期社長は30代で、経営幹部も若くなっています。次世代を支え、着実にバトンタッチをするためにも、管理機能をしっかりと整えていきたい」と今後の目指すところを教えてくれた。鮮コーポレーションの成長とともに、小森さんが経営幹部として走る日々はまだまだ続きそうだ。