もちーと ひろしま
もちーと ひろしま

輝く女性事例

「チャンスは逃さず、初の女性店長へ。いつも胸にはフレスタ愛を」

株式会社フレスタ

  • 卸売業・小売業
  • 広島市
  • 301以上
社名 株式会社フレスタ
所在地 広島市西区横川町3-2-36
URL http://www.fresta.co.jp
所属・役職 祇園店 店長
ご本人氏名 鹿林 智子 さん

(2019年11月現在)

seika_header_2.png

1986年~
高校時代、フレスタの店舗(旧名称 ムネカネ)で3年間アルバイト勤務。バイトリーダーに任命され、シフト管理等スーパーマーケットの運営にも関わることで面白さとやりがいを感じる。

1989年~
採用試験を受け、フレスタに正社員として入社。豆腐、漬物、納豆など賞味期限が短く、毎日仕入れがある和日配(デイリー)を担当し、店舗運営の基本を身に付ける。

1992年~1999年
入社3年目、チーフに昇格。日々の販売計画を立て、ヒト・モノ・カネの管理を行いながら幅広い部門の業務に携わり、経験を積む。

1999年~2009年
入社10年目、自ら希望して昇格試験に挑戦し、マネージャーに就任。東雲店の副店長として店舗運営を支える。14年目には商品部に異動。全店舗の商品の仕入れ、販売戦略を考えるバイヤー業務に従事。

2009年~2019年
入社20年目、グランドタワー店 店長に就任するも、体調を崩して1カ月休職。その後、降格してチーフになり、店長業務から離れる。葛藤する日々が続くも、新たに着任したスーパーバイザー(※)の役割を全うする。

2019年~現在
入社30年目、店長昇格試験に再チャレンジして、10月より祇園店 店長に就任。

※スーパーバイザーとは
商品買い付けを行うバイヤーとフレスタ店舗の販売スタッフ、双方の思いを汲み取り、最善の方法を考えて提案する橋渡し役

seika_footer.png

アルバイトから入社し、本社バイヤーまで務めた若手時代

現在、株式会社フレスタ(以下、フレスタ)祇園店の店長として活躍中の鹿林智子さん。「高校3年間、近所のフレスタでレジと品出しのアルバイトをしていました。やがてバイトリーダーに任命され、シフト組やレジ締めなどの仕事も任せてもらえるようになり、スーパーマーケット運営の面白さを感じました。店舗の雰囲気が良く、またアルバイトという立場でも成長を実感することができたので、同社に入社したいと思い、採用試験を受けて入社することができました」。

入社後は、アルバイトをしていた店舗に配属となり、和日配(デイリー)担当として仕事を始めた。学生時代に同店で勤務していたこともあり、スムーズに仕事ができたそうだ。入社3年目には加工食品部門の担当チーフに昇格し、店舗で動くヒト・モノ・カネの管理を行った。その後7年間、新店舗を含む計7つの店舗を異動しながら、幅広い部門で着実に現場での業務経験を積み重ねていった。鹿林さんはチーフ時代の7年間で、ほぼ全ての部門を経験して自信をつけたという。昇格試験にチャレンジして、入社10年目にはマネージャーに昇格し、副店長として店舗運営を支えた。「副店長になり、最初は不安もありましたが、店長にうまくサポートしていただきました。また、過去に同じ部門で仲間として働いていた女性の先輩が、同時期に他店舗の副店長になっていたこともあり、困った時に相談したり、互いに頼り合いながら慣れていくことができました」。

副店長を3年務めた後、本社商品部へ異動し、バイヤー業務の担当になった鹿林さん。「もともとバイヤーを志望して入社していたこともあり、バイヤー担当になれたことはうれしかったです。自分で商談して、仕入れが決まった商品が、お客様から良い反応をいただけた時、よく売れたときには達成感がありました。商品部は、取引先と直接関わるので緊張感もありますし、売れなかったときのプレッシャーもありましたが、その分やりがいも大きく、店舗運営とはまた違う面白さを感じました」。さらに鹿林さんは宅配事業の業務も担当した。「毎週、商品カタログを企画・作成するため、常に時間に追われていました。ですが、仕入れからお客様の手元に届くまでの一連の流れを詳しく知ることができたので、後のキャリアにもとても役立ちました」。

プレッシャーに負け、降格も。しかし諦めなかったのは揺るがぬ思いがあったから

記事内写真.jpg入社20年目、課長に昇格した鹿林さんは店長に就任した。これまで配属された環境で、楽しくやりがいをもって務めることができていた鹿林さんであったが、フレスタ初の女性店長というプレッシャーもあり、体調を崩してしまった。「会社に相談して、店長から外してもらい、1カ月間休職しました。復帰後は得意分野である食品加工部門のスーパーバイザーを任せられ、またチーフとなりましたが、降格が分かった時は、本当に悔しかったです。会社を辞めることも頭をよぎりましたが、”大好きなフレスタで仕事をしたい”という想いが人一倍強かったので、またここから這い上がろう、と思いました」。

それから鹿林さんは、5年間半近くスーパーバイザーの業務を全うし、その姿を見ていた上司が推薦をしてくれて、試験にチャレンジ。再びマネージャーに昇格した。

再び店長になり、今度は仲間の支えもあり軽やかに前進。さらなる高みへ

2019年の10月から、祇園店の店長に着任し、現在は日々店舗運営に奮闘中の鹿林さん。現在の心境についてこう話してくれた。「再び店長を目指して頑張っていたとはいえ、店長という立場をこれから全うできるか、少し不安がありました。ですが、いざ店頭に立ってみると、改めて接客が好きであると確認でき、日々取り組む中で少しずつ心に余裕も出てきました。副店長も“先に帰っていいですよ”と優しい声を掛けてくれたりと、周囲が協力的な環境なのも頼もしいです。若手時代から、やりがいのある仕事を任せてもらえることや、男女問わず長く働くことができるのがフレスタの良さです。たくさんの方にフレスタの仲間になってほしいですね」。

苦難を乗り越え、着実に経験を重ね、諦めずに店長まで再び進んできた鹿林さんが、何度も口にしていた「私、フレスタが好きなんです」という言葉。40年近くフレスタを愛し続けてきて、今も変わらない理由は、アルバイト時代から感じたフレンドリーな雰囲気、仲間の良さなのだという。フレスタにおける女性活躍の道を切り開き続けている鹿林さん。「社内には優秀な女性社員がたくさんいます。もっと店長や管理職として活躍してほしいです。私も、部長職となれるように頑張りたい」と、不安な顔を見せることなく、とても前向きだ。そんな鹿林さんの背中が、また次の管理職の道標となるよう、願わずにはいられない。