もちーと ひろしま
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輝く女性事例

「仲間とパンを愛する気持ちをエネルギーに、イキイキ働ける環境づくり推進」

株式会社アンデルセンサービス

  • 製造業
  • 広島市
  • 301以上
社名

株式会社アンデルセンサービス
(アンデルセングループの経理・人事等の支援会社)

所在地 広島市中区鶴見町2-19 ルーテル平和大通りビル
URL https://www.andersen-group.jp/
所属・役職 人事部 人事チーム 次世代ワーク推進担当課長
ご本人氏名 岡元 由季 さん

(2019年10月現在)

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1994年〜
株式会社アンデルセンに入社。アンデルセン吉祥寺店(東京都)にて店長サポートを行う販売リーダーを担当。入社22年目よりリトルマーメイドの営業部へ異動し、フランチャイズ店の開店指導、巡回指導業務に従事。

1998年〜
5年目より、リトルマーメイドの企画室にて販売促進企画を担当。企画、業者との商談などを通じて幅広いスキルを身に付ける。

2000年〜
1995年〜1997年に担当していたリトルマーメイドのフランチャイズ開店指導業務を再び担当。

2003年〜
リトルマーメイド教育部門へ異動し、社内外教育を担当。同時期に海外店舗立ち上げにも関わる。2004年にリトルマーメイド教育部門の係長となる。

2015年〜現在
株式会社アンデルセンサービスの人事部に異動し、次世代ワーク推進担当の課長として活躍中。

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失敗しながらも積み重ねてきた出会いや成功体験に背中を押されて

株式会社アンデルセンサービスの人事部にて次世代ワーク推進担当課長として活躍中の岡元由季さん。入社の決め手はアンデルセンのパンの味で、今でも店舗に通って同社のパンを買うことが楽しみなのだという。(アンデルセングループの企業記事はこちら)

最初に配属されたアンデルセン吉祥寺店では、店長の補佐的役割である販売リーダーとして、店舗運営の基礎を身に付けた。年齢もキャリアも上のスタッフが多い中、最初こそコミュニケーションの取り方に戸惑うことがあったが、仕事をする上で相手を尊重することや、互いに仲間意識を持って働くことの大切さなど、多くの学びを得ることができた。

「時間帯、客層に合わせた陳列の工夫をはじめとし、パンの焼きあがり時間、次にどのパンをどこに並べるかなど、接客をしながらも常に店舗全体を見ながら行動することが求められます。最初の店舗での経験は、後に繋がる基盤となりました。うまくいくことばかりではなく、例えば、通常1日に2本しか販売しない高級パンを、間違えて“22本”も手配してしまったことがあります。なんとか売り切ることはできたのですが、他スタッフに大変迷惑をかけてしまいました。失敗からも多くを学ぶことができましたので、若手時代のこういった経験が今に生かされていると思います」。

入社2年目からは、アンデルセングループがフランチャイズ展開をしている「リトルマーメイド」の開店指導や既存店への巡回指導を行った。2年間で約20店舗のオープンに携わる中で、開店の数だけオーナー様、店舗のスタッフと出会い、深い人間関係を構築していくことができた。「開店指導は、毎回ゼロからのスタートでしたので、店舗やチームを作り上げていく過程に楽しさを感じました。また、当社の企業理念や歴史を自ら伝え、大好きなパンのおいしさを広めることにもやりがいを感じました。全国にリトルマーメイドをオープンしていきながら、社外の方やお客様から当社への期待の声をかけてもらうことがあり、それが私自身の働く誇りや想いにつながっていきましたね」。

ワクワクしながら、前向きに仕事に取り組んだという岡元さん。こうした中で感じたやりがいと成功体験が、その後のキャリアの礎となる。

視野が広がり、仕事の楽しさも増し、子育てとの両立も前向きに

2.記事挿入写真_トリミング.jpg入社5年目からは、商品企画部が考えた新商品をどのように売り場展開していくかを考えていく、販売促進企画へ配属された。「これまでは現場で、顧客・店舗スタッフと業務を行っていましたが、新しい業務で真剣に向き合ったのは社内や一緒に取り組む業者様でした。企画内容を社内会議で提案するのですが、現場をよく知る百戦錬磨のマネージャーの皆さんに鍛えられました。

企画が通れば販売促進用の訴求方法を考え、商品写真撮影の手配をするのですが、販促物を作成いただく業者様やそれを店舗に届けてくれる社内の物流の方にもできるだけこちらの企画意図を共有し、「依頼する」だけでなく、一緒に作りあげていき、良いことも悪いこともフィードバックしていると、さまざまなピンチでパートナーとして助けていただきました。今振り返ると責任の重さもありましたが、自分たちが考えた企画で商品がヒットすると、素直にうれしかったです」。これまでとは異なるフィールドでも、また楽しさを感じた岡元さん。同世代は結婚を機に退職していく人もいたというが、会社の拡大期と合わせて、自らの活躍の場を広げ続けた。

入社7年目には、再びリトルマーメイドの開店指導や既存店への巡回指導へと戻ったが、企画の経験を経たことで、これまでの延長線上ではなく、新しい方法で店舗のサービスを向上していきたい、と考えるようになった。また、同時期に販売教育やそのマニュアルの見直しを行うチームメンバーに選ばれたこともきっかけとなり、岡元さんは、会社をより良くしていくため、店舗スタッフがより良い環境で働けるように職場環境を改善していきたいという気持ちが強まっていったという。

2003年にリトルマーメイドの教育部門に異動となり、岡元さんは販売指導の担当となる。店舗に立つスタッフが高い目標を持って取り組み、サービス向上を目指すことや、業務を通じて成長していくことを感じてほしいという想いから、社内検定制度や販売接客コンテストを立ち上げた。「パンへのこだわりに加え、店舗接客の質を向上したい」と新たな目標を見つけた岡元さんは、2004年に販売指導担当の係長に昇進した。

また、香港・台湾・上海への海外出店の際には、岡元さんも現地へ駆けつけ、スタッフへ販売指導を行った。「まだマニュアルも整備されていない中で不安も多かったのですが、『良いお店を作りたい』という想いが、言葉の壁を乗り越えて、現地のスタッフに届いたと感じたときには、海外店舗の成功を確信しました」。

2007年には半年間の育児休業を経て復帰し、子育てと仕事の両立にも奮闘した岡元さん。2時間の時短勤務を3年間利用するなどして、働き方を模索した。「子育てをきっかけに仕事量を減らす、ということはせず、熱量を上げ、今までよりも集中して取り組むことを意識しました。こだわりが強く、自分で全部やりたいタイプでしたが、時間が絶対的に足りないので思い切って助けてもらうと、後輩の工夫や成長が見え、より良い仕事がチームでできていることに気づけるように変わりました」。

その後、岡元さんの後輩にあたる世代も、育児休業を取得して職場復帰する例が増えていったそうだ。

これまでの経験を生かし、働く仲間の環境づくりに邁進

2015年に株式会社アンデルセンサービスの人事部に異動し、仕事や育児の両立支援、柔軟な働き方を推進する次世代ワーク推進担当となり、その後課長に昇進。現在は、両立支援制度の周知や、相談窓口の立ち上げ等、就業継続支援を主に行っている。

岡元さんに管理職となったことで変わったことを尋ねると、「社内で関わりを持つ方が多くなることで情報や判断材料、助言が増え、仕事の進め方が変わりました。大変にはならず、より良い仕事の仕方を日々学んでいると実感しています。私自身は、管理職を目指して働いてきたわけではないのですが、今の仕事・立場を通して叶えたい職場づくりに早く近づけられればと思います」と話す。

「実は人事部へ異動と知ったときには、販売現場から離れる寂しさを感じ、相当ショックを受けました。しかし、人事という立場で、アンデルセングループを支えるさまざまな方を知る機会が増え、『社内にこれほど想いを持っている素敵な仲間たちがいるんだ』と、同じ会社で働けることが幸せと感じました」。

岡元さんの今後の目標は、アンデルセングループで働く大切な仲間が、一人ひとりが成長を実感しながら長く働けるようにしていくことだと話す。「パンを大切にする心」をもつ素敵な仲間が、イキイキと人生を楽しめる職場づくりに取り組む、岡元さんのチャレンジはこれからも続く。