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輝く女性事例

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「管理職として『人』をマネジメントする難しさも、一番のやりがいに」

株式会社シーボン(シーボン.フェイシャリストサロン広島店)

  • 製造業
  • 広島市
  • 301以上
社名 株式会社シーボン

(シーボン.フェイシャリストサロン広島店)

所在地 広島市中区本通3-10 本通サザン3
URL www.cbon.co.jp
所属・役職 店長
ご本人氏名 畑田 裕子さん

(2019年11月現在)

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2010年〜
美容に関心があり、中途採用で株式会社シーボン(以下、シーボン.)に入社。広島店にてお客様に接客販売・アフターサービスを行うフェイシャリストを担当。

2012年〜
チーフに昇格。接客販売・アフターサービスに加え、新人教育、店舗マネジメント補佐など、幅広い業務をこなすように。

2015年〜
広島店の店長に昇格し、店舗のマネジメントを担当。一時期チーフとなるが、再び店長となり現在に至る。

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大好きな美容業界で働きたい。シーボン.と出会って実現した安定した生活

広島市内の中心部、中区本通にシーボン.フェイシャリストサロン広島店がある。そこで店長として活躍中の畑田裕子さん。
「前職では、美容師、歯科助手、飲食店と業種は違いますが、接客の仕事をしていました。生活を安定させたいと考え、一生続けられる仕事を探してシーボン.に出会ったのは2010年、30代の頃。入社して2ヵ月目に、正社員として登用していただきました。当時の広島店の店長は24歳と若く、メンターとしてお世話になったのも20歳の先輩でしたが、熱心に指導してもらいました。年齢に関係なく、先輩方に受け入れていただき、大変うれしかったことを覚えています。」と、当時を振り返る。シーボン.では、中途入社の未経験者であっても、十分な知識や技術が身につけられるような社内研修制度があり、畑田さんも実力をつけた。そして、入社3年目にはチーフとなり、接客販売・アフターサービスに加え、新人教育、店舗マネジメント補佐など、幅広い業務をこなせるようになった。(株式会社シーボンの企業記事はこちら

店長となってぶつかった壁。一人で頑張りすぎてしまった

入社6年目には、早くも店長へと昇進する。しかし、初めての店長としての仕事はうまくいかず、悩んだそう。「店長には責任がある=全て自分がやるべき、という誤った考えを持ってしまっていました。自分一人で頑張りすぎてしまい、気がついたら周りがついてこなかった。」と話す通り、店舗運営がスムーズにいかず、いったん、店長からチーフに役職が変更になった時期があった。

「店長は、まさに経営者。お客様に選ばれる魅力的な店舗にするため、店舗全体をマネジメントし、運営から店舗実績まで責任を負います。一度、チーフに降りたことで、一息ついて、このような店長のあるべき姿ややるべき仕事について考えることができ、再度店長に登用いただけたときには、余裕をもって臨むことができました」と話す。

再び店長となったときは、仲間を信頼し、個々の良いところを見つけ、その長所に合わせて役割を分担し、「任せる」ことを心掛けたそう。そうすることで、一人ひとりのスタッフが、店舗の目標を自分に関わることだと自覚して行動してくれるようになり、それが成果となって表れ、店舗全体が良い方向に動き出した。

もう一つの壁は、若手スタッフとのコミュニケーションだったそうだ。こちらが一生懸命指導したつもりでも、思ったような成長が見られず焦りが募っていった。「細かい指摘をする前に、相手の話や考えを、対面で時間をとって、相手の話や考えを、じっくり聴くようにしました。そうすることで信頼関係が生まれ、相談してくれるようになり、またこちらの指導にも耳を傾けてくれるようになりました。」と話す。こうして、目の前の課題一つひとつに丁寧に向き合い、店長としての経験を積み重ねていった。最近は、SNS世代の若手が「つぶやき」を日常的に行うことをヒントに、週に2、3回、簡単な交換日記もしているそうだ。それぞれがこだわっているポイントや、業務の納得度などがわかり、指導や役割分担を考えるときの参考になっているそう。

「管理職になり、これまでは経験することのなかったマネジメント業務の大変さも感じました。ですが、業務を通じて現場スタッフが積極的についてきてくれるようになり、一人一人に心から感謝していますし、管理職としてのやりがいを感じられています。」

さらに、シーボン.の良いところは、成功例を惜しみなく共有してくれる風土だと話してくれた。「たとえ顔を知らない他店の店長でも、電話をすれば惜しみなく情報を共有し、色々と教えてくれます。このような仲間がたくさんいて幸せです。」管理職ならではの悩みも、先輩店長などが正しい方向に導いてくれたり、解決へのヒントを示してくれたりするそうだ。

チームとして一緒に仕事ができた時に感じるやりがい

2.個人写真[1].jpg現在は、新卒社員、ママ社員、元社員のパート社員など、さまざまな世代や就業形態のスタッフを取りまとめ、店長として楽しく仕事をしているという。

「管理職として『人』をマネジメントすることは大変ですが、今ではそれが一番のやりがいにつながっています。また、福利厚生や労働環境が整備され、安心して働き続けられる会社で、大好きな美容の仕事をさせていただいていることに感謝しています」。

フェイシャリストの仕事は、化粧品を販売するだけではなく、お客様の素肌に触れ、寄り添いながら美へ導き続ける奥が深い仕事。決して簡単な仕事ではないが、だからこそお客様に心から喜んでいただけたときは、美容業界にいる楽しさを感じるそう。今後の目標について、「もっとたくさんの女性に、キレイになって喜んでいただける機会を作りたい!」と畑田さんは、とびきりの笑顔で教えてくれた。