もちーと ひろしま
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輝く女性事例

経験やキャリアは積み重なるほど面白く、学び、走り続ける原動力になってくれる

MerryGateホールディングス株式会社

  • 金融業・保険業
  • 広島市
  • 31〜100
社名

MerryGateホールディングス株式会社

所在地 広島市東区光町1-9-19
URL https://www.merrygate.co.jp/
所属・役職 経営管理部 人事・財務グループ 課長代理
ご本人氏名 﨑手 久美子 さん

2020年12月現在)

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2001年〜
MerryGateホールディングスの母体である中国総合信用株式会社に新卒で入社し、総合企画部へ配属後、総務部、保証管理部、保証審査部とジョブローテーションで一連の業務を経験。

2008年〜
総合企画部へ異動し、主任に昇進。これまでの経験を生かし、新商品の企画、開発や審査システムの改修の主担当として経験を積む。

2017年〜
MerryGateホールディングスの設立と同時に、経営管理部人事・財務グループの課長代理に昇進。

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1.ジョブローテーションで会社全体の業務の流れが理解でき、ますます仕事が面白く

MerryGateホールディングス(以下、MGHD)経営管理部人事・財務グループで課長代理として活躍する﨑手久美子さん。MGHDの母体である中国総合信用株式会社に2001年に入社し、総合企画部、総務部、保証管理部、保証審査部と、1年から3年のサイクルで、基幹となる一連の業務について経験を積んだそうだ。
「若手の頃は、業務を『こなす』ことに追われる場面が多かったのですが、さまざまな部署を経験するうちに「あの仕事はこの仕事につながっているんだ」と、業務全体の流れが理解できるようになり、仕事の面白さが増しました」。

MGHDの基幹業務は、金融機関が取り扱う住宅ローンや個人向けローンの借入時の審査、信用保証業務だが、いわゆる「花形業務」といわれるのが保証審査部だそうだ。﨑手さんは同部で3年間経験を積んだが、「最終的な決裁は上司が行いますが、担当者として責任をもって案件に向き合い、判断を下します。私たちは、直接お客様と相対することはありませんが、お一人おひとりの人生に関わるという意味で、業務に対する責任感が芽生えました」と、話す。

保証審査部を経て、再び総合企画部へ主任として異動し、商品企画や各種プロジェクトなどを担当する。「時代によってお客様のニーズも変わるため、金融商品もアップデートさせる必要があり、これまでの経験がベースにあるからこそできる業務だと実感できました」。
また、同部では保証審査部時代の経験を生かし、審査を行う際に使用する審査システムの大規模改修にも携わったそう。これまでシステムに関しては、「自分には関係ない」と避けてきた部分もあり、システム会社の方と話をするにも共通言語が見つからないといった状況だったが、2020年には国家資格であるITパスポートを取得。仕事を通じて、新しい経験をしながら積極的に学び、スキルアップのための努力を重ねてきた。

2.積極的に研修や社外との交流に参加し、良い刺激を受けながら視野を広げる

2017年に現取締役社長加藤裕史氏(以下、加藤社長)が就任し、「社内の空気がガラッと変わりました」と話す(MGHDの企業記事はこちら→)。会社が転換期を迎える中で、﨑手さんは「会社のありたい姿に向けて、さまざまな変革や制度づくりが進む中、これは波に乗ってチャレンジするしかない」と受け止めた。

同社には、さまざまな研修プログラムが用意されており、従業員は選択制で参加することができるが、﨑手さんは、他社の女性が多く参加するもの、例えば、ダイバーシティに関する研修に積極的に参加したそうだ。中でも、女性管理職が対象の東京での外部研修は、自身のターニングポイントだったと振り返る。「これまで、自分が目指すべき『女性管理職』のイメージを持てずにいましたが、研修でさまざまな業種の女性管理職の方と話す機会があり、とても良い刺激をもらいました。ご自身のことをよく理解し、自分をアピールする方法もよく心得ていて、話し方やプレゼンテーションの仕方が上手でした。女性ならではのビジネス視点など、とても勉強になりました。同時に、自分はまだまだだと痛感しました」。

同社が主催する取引先銀行の女性行員のみが参加する研修なども、同業種で年代も近く、似たようなキャリアを歩んできた女性管理職と関わることができ、「同じように頑張っている仲間がここにもいる」と、励まされたそうだ。

一方、参加した研修の中で、他社の女性管理職から女性という理由でマイナスに感じたエピソードなどを聞く機会があり、とても驚いたそう。「入社以来、女性だからという理由でマイナスに感じたことはありませんでした。以前、加藤社長が、『女性にできない仕事はない。これまで女性はキャリアアップにつながる仕事の機会が少なかっただけで、同じように機会を与えれば、女性も力を発揮できる』とおっしゃっていたのがとても印象に残っているのですが、トップがそんな風に考えてくださっているのはとてもありがたいと改めて感じました」。

3.自らも学び続けながら「管理職」のロールモデルへ。さらなる研鑽を重ねる日々

DSCF5733.jpg2017年に課長代理に昇進し、MGHD経営管理部人事・財務グループと中国総合信用株式会社総務部を兼務する﨑手さん。現在の業務は、決算業務や採用、研修担当、労務管理、災害対応と多岐にわたるそう。「担当者、主任の頃は、『管理職=難しい仕事をする立場』と思っていましたが、実際は違いました。求められる役割は、部門間や外部との関係構築、調整をすることであり、マネジメントする立場として人材を育てることだと理解できるようになりました。また、管理職となりコミュニケーションスキルの重要性を実感しています」。

加藤社長、経営管理部三谷元昭部長(以下、三谷部長)が「今後の女性管理職のトップバッターとして活躍し続けてもらいたい」と太鼓判を押すように、担当者として高いパフォーマンスを発揮し、業務に関連する資格の取得など自己研鑽を重ねてきた﨑手さん。管理職となり、ますます活躍が期待されるが、マネジメントする立場となり、後進の育成に苦労することも多いそう。以前、三谷部長に相談したことがあったそうだが、「自分と比較したり、自分と同じレベルで仕事ができると思わないこと。人にはそれぞれ個性があるように、仕事の進め方や考え方もさまざま。その人の一番良いところを見つけ一緒に引き上げていくことが管理職の役割」とアドバイスをもらったそうで、以来、いつもその言葉を心に留めて接しているのだそうだ。
「私自身、同じ働くのであれば楽しく働いていたいし、モチベーションを高くもって取り組んだ方が成果も上がります。管理職として、部下や後輩のモチベーションをいかに上げることができるかを試行錯誤しています。実際、部下が前向きになった、と感じる瞬間もあり、そういう姿を見るととてもうれしくなります」と話してくれた。

最後に、後進に対するメッセージをもらった。「女性管理職としてだけでなく、男女関係なく管理職としてのロールモデルになりたいと思っています。私たちの業務は、学び続けることが求められますが、頑張ること、努力し続けることで自然と結果がついてくると考えています。私自身が、管理職として率先してそうした姿勢を見せていきたいです」と、﨑手さん。歩き続けることで見えてくる景色が、いかに素晴らしいかをよく知っているからこそ、後進に未来への夢や希望を見せ続けてくれるロールモデルとなっていくだろう。